起業家応援!事業報告会・サービス体験会【特別編】root.|イベントレポート
7月22日(水)、かごゆいテラス(鹿児島県庁18階)にて、root.による指宿産観葉植物の販売会・交流イベントを開催しました。
当日は、root.代表の中村将さんに、指宿産観葉植物の魅力や、植物を通じた空間づくり、事業を始めたきっかけなどについてお話しいただきました。
会場には実際にたくさんの観葉植物が並び、参加者の皆さんには植物を手に取りながら、普段なかなか知る機会のない指宿の観葉植物産業や、「植物のある暮らし」の魅力に触れていただきました。

【イベント詳細】
root.による指宿産観葉植物の販売会・交流イベント
日時:2026年7月22日(水)18:15~20:15
会場:かごゆいテラス
(鹿児島市鴨池新町10-1 鹿児島県庁 18階)
登壇者:root.代表 中村将さん
【当日の様子】
グリーンコーディネート・空間演出の想い

かごゆいテラスでは、7月6日から指宿産の観葉植物を使った空間プロデュースを行っています。
今回のテーマは、「植物による癒しの空間づくり」と「雰囲気の刷新」。
植物を取り入れることで、これまでとは少し違った雰囲気が生まれ、利用者の皆さんがより立ち寄りやすく、自然と交流が生まれるような空間を目指しています。
中村さんが植物の事業を始めるきっかけとなったのは、育児中の奥さまが植物に癒されている姿を見たことだったそうです。
そこから植物の魅力を実感し、地元・指宿へ帰郷。観葉植物を育てる生産者の皆さんと出会い、その想いや技術に触れる中で、「植物のあるくらしを、もっと多くの人に届けたい」という想いが生まれ、root.を立ち上げました。
⚪︎指宿産観葉植物の魅力とは?
実は指宿では、約60年前から観葉植物の生産が続いています。
一方で、全国的には「指宿=観葉植物」というイメージはまだ十分に知られていないそうです。
指宿産観葉植物の大きな特徴のひとつが、温泉熱を活用した栽培。指宿ならではの温泉の恵みを活かしながら、2〜3年ほど時間をかけて、大きくしっかりとした植物を育てています。
また、苗を畑に直接植えて育てる「突畑(つきばた)」という方法も使われており、手間やリスクがある一方で、丈夫で質の高い植物を育てることができるそうです。
root.では生産者から直接仕入れることで、質の高い植物を比較的手に取りやすい価格で提供しています。イベント当日にも、斑入りのモンステラをはじめ、さまざまな種類の植物が並びました。

⚪︎root.の取り組みについて
root.は現在、鹿児島県の令和7年度「かごしまスタートアップ成長支援プログラム(CHEST)」に採択されました。CHESTは、事業成長を目指すスタートアップや県内での事業展開を目指す中小企業に対し、専門家によるサポートや実証事業、資金調達、企業とのマッチングなどを支援するプログラムです。
今回のかごゆいテラスでの空間プロデュースも、そうした取り組みのひとつです。指宿の地域資源である観葉植物を活かしながら、新しい価値やビジネスにつなげていくroot.の挑戦が進んでいます。
⚪︎観葉植物を選ぶときのポイント
イベントでは、観葉植物の選び方についても教えていただきました。
中村さんによると、植物を選ぶ際には、育てやすさだけでなく、「自分の部屋やインテリアに合うかどうか」という視点も大切とのこと。中でも「斑入り(ふいり)」と呼ばれる葉に模様が入った植物は、見た目の美しさや希少性から人気が高いそうです。また、一部の品種には「育成者権」が設定されている場合があり、増殖した植物を販売する際などには注意が必要というお話もありました。
当日は参加者の皆さんも気になる植物を手に取ったり、中村さんに相談したりしながら、植物選びを楽しんでいました。

⚪︎意外と知らない?観葉植物の育て方
販売会では、参加者から植物の育て方についての質問もたくさん寄せられました。水やりについては、週1回程度をひとつの目安に、土が乾いたタイミングでしっかり水をあげるのがポイント。
また、「水挿し」で植物を増やしたり、定期的に剪定したりすることで、長く植物を楽しむことができるそうです。置き場所は、直射日光を避けた明るい室内がおすすめ。葉の裏に霧吹きをすることも、元気に育てるポイントとのことでした。
参加者からは「猫がいる場合はどうしたらいいですか?」といった質問も。
お風呂場を活用した管理方法など、日常生活に取り入れやすい具体的なアドバイスも紹介されました。
そして中村さんからは、
「枯らすことを怖がりすぎず、まずは育ててみてほしい」
というメッセージも。
植物を育てたことがない人でも、「ちょっと挑戦してみようかな」と思えるようなお話が印象的でした。
⚪︎最後に
今回のイベントを通して、私たちの身近にある観葉植物の背景に、指宿ならではの地域資源や、生産者の長年の技術・想いがあることを知る機会となりました。
また、地域にある資源を活かしながら新しいビジネスに挑戦する、鹿児島の起業家の取り組みに触れる場にもなりました。
ご登壇いただいたroot.の中村さん、そしてご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
かごゆいテラスでは、これからも鹿児島で挑戦する起業家の皆さんを応援しながら、さまざまなビジネスや取り組みを知っていただける機会をつくっていきます。